
こんにちはmiwaです。
11月に入り肌寒くなり、各地の主要マラソン大会も開催してくると、いよいよ今年もマラソンシーズンの到来を感じてきます。ランナーの方にとっては、気温が下がってくるとランニングタイツが必需品になってくるのではないでしょうか?
しかし、サポート機能がついたランニングタイツは1万円以上するものが多く、ユニクロのスポーツタイツで充分じゃないかと思っている人も多くいらっしゃると思います。
そこでここでは、「サブ4」ランナーにとってランニングタイツは本当に必要か?ユニクロのスポーツタイツで充分ではないか?という疑問に対して、どのような効果があるのかご説明し、おすすめランニングタイツ5選をご紹介します。
ランニングタイツはサブ4には必要か?ユニクロで充分?
ランニングタイツの効果
- 関節のサポート
- 筋肉のサポート
- 防寒、紫外線対策
簡単にまとめるとこのような効果があります。
それでは、詳しく見ていきましょう。
関節のサポート
まず、ランニング中の一番多いケガの箇所は「ヒザ」です。私も何度か経験がありますが、マラソン大会などで記録を狙い無理な走りをすると必ず膝を痛めます。マラソン膝と呼ばれる症状で、膝のお皿の下側が痛くなり、歩くこともままなりません。
そんな、痛めやすい「ヒザ」をテーピングの原理でサポートしてくれるのがランニングタイツです。もちろんテーピングほどの効果はありませんが、膝を中心に外側から圧力をかけることによって、膝の屈折をサポートしてくれ、負担を和らげることができます。
また、股関節から骨盤全体に圧力をかけることによって、特に長距離を走るときなどは疲労からフォームが乱れてしまうのを修正する効果があります。ランニングタイツの商品によって特徴が違うので、チェックすることをおすすめします。
筋肉のサポート
次は筋肉のサポートです。長距離を走るには「太もも」と「ふくらはぎ」の筋肉が一番大切になってきます。この二つの筋肉に適度に着圧をかけることによって、筋肉の伸縮をサポートすることができ、筋肉の持久力が保てます。
また、筋肉は血液循環の補助をする機能があり、下半身の筋肉は体全体の筋肉の70%を締めています。そこに圧力をかけることによって、血行を促進し、筋肉に必要な酸素や栄養を多く運ぶことができることもメリットになります。
そのため、普段の生活でもタイツを履くことによって、疲労回復効果を見込むことができます。
防寒、紫外線対策
最後に防寒、紫外線対策です。防寒についてはユニクロのヒートテックの原理と一緒です。ランニングタイツの素材に「吸汗速乾性」という、汗を吸収し速く乾く性能があるので、温度調節がしやすい素材になっています。
また、女性が気になる紫外線対策を特徴としているランニングタイツも多く発売されています。特にレディース向けの商品はカラーバリエーションやデザインが豊富にあるので、着こなしのアクセントとして取り込みたいところです。
さらに、足をスッキリ見せる効果がありますので、女性ランナーの方にとっては必需品といっていいですね。
ランニングタイツはサブ4に必要か?
結論から言うと、レースには不要です。
テレビで目にするマラソン大会や駅伝大会に出場するトップランナーはランニングタイツを履いてなく、生足で走っているのをよく見かけると思います。それは、トップランナーのレベルになるとランニングタイツのサポート機能は、ほぼ効果がなくなっているのだと推測されます。
しかし、レース時に必ず必要ということはありませんが、少なくともトレーニング時にはあった方が便利です。「サブ4」を狙う市民ランナーの方にとっては、ケガ防止や防寒対策の観点からもランニングタイツは必需品と言えるでしょう。
ちなみに私は、トレーニング時はもちろん使用しますが、レース時は着圧がストレスになってしまうので使用していません。ふくらはぎを部分的にサポートできるカーフタイツを使用しています。
ユニクロのランニングタイツで充分か?
最後にユニクロのスポーツ用のタイツである、エアリズムパフォーマンスサポートタイツを見ていきましょう。
人気のエアリズムの素材を使用し、ユニクロの通常のタイツと比べ、締め付けが強めなので全体的に足をサポートしてくれます。私もトレーニング用として使用していますが、しっかり足をサポートしてくれています。
なんと言っても価格が1,990円(税別)なので、コストパフォーマンスを考えたら一度試しに購入してみてもいいのではないでしょうか。特に「タイツに1万円以上かけるのは、ちょっと」という方は、ユニクロで充分だと思います。
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おすすめランニングタイツ5選
1.[CW−X](シーダブリュー・エックス) スタビライクスモデル ワコール
ランニングタイツでもっとも人気で歴史が古いのが、CW−Xです。1991年にワコール人間科学研究所で「テーピングの原理をタイツに取り組もう!」と開発されたのが、初代「エキスパート モデル」です。
そこに腰のサポートを加えたものが「スタビライクス モデル」で、さらにおしりのサポートを加えたものが「ジェネレーター モデル」です。下着メーカー「ワコール」独自のノウハウで、その人のカラダ本来の力を最大限に引き出すことを目指していて、デザイン的にも女性からの人気が高いランニングタイツです。
CMにも起用されているあのイチロー選手は、契約前からCW−Xの愛好家だったみたいです。他にも、田中将大選手や青木功選手が契約アスリートとなっています。
2.[MIZUNO](ミズノ)バイオギア BG8000Ⅱ
「ミズノ バイオギアBG8000Ⅱ」の特徴は、体幹(骨盤)のサポートが充実しているところです。パワフルメッシュを背中側骨盤の上まで配置し、安定感を強化し骨盤が少し前傾した姿勢を取りやすくしています。

バイオギアシリーズの中でも、全体にサポート力が強いこのモデルですが、ミズノの商品説明には、初心者用でフルマラソン5時間以上のランナーにおすすめとされています。
ですが、ケガ防止に優れているので、サブ4ランナーの方のトレーニング用としておすすめのランニングタイツです。
3.[アシックス] MMS LONG TIGHT 2.5
日本の陸上競技を長年支えてきたアシックスが、さまざまなランナーのデータを元に開発したのが「MMS LONG TIGHT 2.5」です。
開発チームの研究によると、「サブ5・サブ6」のランナーは「サブ3・サブ4」のランナーと比べると、25キロ以降のスピードが極端に下がります。その原因は、太もも前側の筋肉の疲労や、股関節・ふくらはぎに痛みが生じ、スピードを維持することができなくなるということです。
そのため、アシックスのランニングタイツでは、太もも前側の筋肉を中心にしたサポートラインによってふくらはぎの筋肉までサポートし、結果的にヒザのブレを防ぐ設計になっています。
4.[C3fit](シースイリーフィット)インパクトエアーロングタイツ
「C3fit」は、独自の着圧設計(Compression)、コンディショニング(Conditioning)、快適な着用感(Comfort)と3つの「C」を叶えることを目指してつくられたランニングタイツです。
下のおすすめ商品とは別の「インスピレーション シリーズ」では、血行促進効果、むくみ軽減効果をもたらし「一般医療機器・弾性ストッキング」として高機能アンダーウェアとしての地位を確率しています。
おすすめは「インパクト シリーズ」。ランナップの中でもっともサポート力が高く、特に腰とヒザを守りつつも、軽量・薄手のストレッチ素材を部位によって使いわけ、119g(メンズMサイズ)という軽さと通気性を実現しています。
5.[SKINS](スキンズ)A200 DNAMIC
スキンズは創設者であるブラッド・ダフィが、オーストラリアを拠点に世界各地に飛行機で移動する際、快適なフライトができるようにと開発が始まり、2002年にブランドが誕生しました。
スキンズのタイツは、身体のそれぞれの位置に適したレベルの着圧を加えるスキンズ式段階着圧によって、優れたパフォーマンス力を引き出します。世界の一流アスリート達やスポーツ愛好家から、「着るサプリメント」と形容されています。
おすすめの「A200 DNAMIC」は、スキンズで一番人気を誇るシリーズで、運動中から、運動後、24時間使用可能なハイブリッドなコンプレッションウェアです。デザインも特徴的で、特に男性からの人気のランニングタイツです。
ランニングタイツはサブ4には必要か?ユニクロで充分?おすすめランニングタイツ5選 まとめ

ここまで、「サブ4」ランナーにとってランニングタイツは本当に必要か?ユニクロのスポーツタイツで充分ではないか?という疑問に対して、どのような効果があるのかご説明し、おすすめランニングタイツ5選をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
機能的なランニングタイツは、1万円以上する商品がほとんどです。トレーニング用としては少なくても2本は欲しいところなので、決してやすい買い物ではありません。
ユニクロのランニングタイツやコストが安い商品も出ているので、まずはそちらから試してみてもいいかもしれません。ランナー仲間がいらっしゃる方は、商品レビューを聞いてみてもいいかもしれません。
各メーカーによってさまざまな特徴がありますので、ご自身のスタイルに合ったランニングタイツを選んでいただければと思います。
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